倦怠感による生産性の低下、注意力欠乏といった症状を無動機症候群としているが明確な定義はない。
大麻によって無動機症候群が発症するとされているが、重度な大麻使用が原因で無動機症候群が見られたとするケースでも、大麻の使用と無動機症候群との因果関係を示す説得力のあるデータはない。
高校生を対象とした調査では大麻使用者と非使用者との平均点の違いはほとんど見られず[、大学生を対象にした調査でも大麻使用者のほうが非使用者よりも成績がよいことが判明し、ほとんど同じように学業を達成している。実験研究においては大麻には学習や成績・意欲に目立った悪影響は何もなく、大麻を与えた被験者のほうが対照群よりも長時間働き、研究の終了時にも同等の得点を獲得している。南カリフォルニア大学やスイス、フランスの研究でも同様に大麻使用者と非使用者と比べても無気力になったり成績悪化や非行行動を起こすといったことは見られなかった。
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フランスの消費者情報誌 60millions-magazine が行った研究によると、大麻の最も一般的な消費方法である「ジョイント(紙巻大麻)」として消費する場合、吸引される煙に含まれる有害化学物質は、通常のフィルター煙草(実験ではマールボロ赤箱と比較)の約7倍であるという調査結果がある。つまり、ジョイント(紙巻大麻)3本で煙草20本分という計算になる。これはフィルターを通さないことでタールなどの有害物質を直接摂取してしまうことが要因としてあり、煙草と同じような吸い方で大麻を吸った場合にはタール量は変わらない事が示されている。また、大麻と癌の因果関係は疫学・臨床研究は少ない為、確証には至っていないが、大麻の長期常用は煙草の煙と同程度に気管支や上皮細胞が前ガン状態になりやすいとしている。また、煙草と大麻の併用が慢性閉塞性肺疾患の症状が悪化することが示されている。
大麻は依存性が低く、少量で十分な効果を得ることが可能であるため、煙草のように長期間にわたって毎日のように終日何本も吸うことは非常に稀であり、大麻の月間消費量はジョイント平均18.7本である。